エンジニアチームの月イチ出社デー

当ブログをご覧頂きありがとうございます。
エンジニアの杉山です。
 
今回のブログではエンジニアチームが行っている「月イチ出社デー」について書かせて頂こうと思います。

月イチ出社デーについて

エンジニアチームでは毎月最終水曜日を「月イチ出社デー」と定めています。
なぜ水曜日かというと、1週間の中で祝日率が低めであることや、会社全体の予定との兼ね合いで一番エンジニアチームの予定が合わせやすく、エンジニアチームの大きめの予定がまとめている曜日の為です。(スプリントプランニング、オンラインランチ、勉強会など)
基本的には毎週これらの予定をオンラインで行っていますが、せっかく多くの時間をエンジニアチームで活動するのであれば、たまにはオフラインで膝を突き合わせてコミュニケーションを取ろうよ!というのが始まりになっています。
(これとは別に弊社では3ヶ月に一度、全員が集まる出社日があります)
 

月イチ出社デーを設けた理由

ちょっと昔話ですが、自分がまだ若手エンジニアだった頃は基本的にリモートワーク環境ではなく、毎日出社が当たり前でした。会社に行けば先輩が居て、タイミングを見計らって色々なことを相談したり教えて頂けました。時には手を動かしながらディスプレイ越しに雑談したり、自分の関わっていない案件がバタバタしているのを手伝ったりで、コミュニケーション量はとても多かったと思います。
 
現在はリモートワーク主体なので、自宅で集中して黙々と作業を進められる環境です。これはとてもありがたいですし、何より通勤時間を別のことに充てられるのでワークライフバランスは非常に良いと思います。(私は猫を飼っているので近くにおいておけるもありがたいですし、勤務前に近所の病院に連れて行ったりも出来ます🐱)業務の進め方や開発の進め方に慣れたエンジニアが多いので、生産性が低下するような問題も起きていないので働き方としてチームにあっていないということもありません。
しかしながら、チームメンバーとのコミュニケーションはテキストがメインとなっていて、以前より量は減ってしまったと思います。SlackやGoogleMeetで相談したり、分報チャンネルを活用するなどしているので、仕事を進める上では不足しているなぁと感じることはないですが、チームのモチベーション形成や文化醸成の観点から見ると少し不足していると感じています。
「同じ釜の飯を食べた」ではないですが、ともに過ごす時間が与えてくれるチカラは良いチームにとって必要不可欠な要素だと思うので、これを是正したいと考えました。
 
また、そう遠くない未来に新卒エンジニアの方に参画頂くこともあると思うので、チームとして育成やサポートをする体制の準備としても位置づけています。前職でも新卒エンジニアを多く受け入れた頃にコロナ禍が始まり、コミュニケーション不足が問題になったことがあったこともあり、育成観点から見ても現状より量を増やす必要を感じています。
私達が先輩にしてもらったことを後輩にもしてあげられると素敵だなぁと思います。
 

月イチ出社デーをやってみてわかったこと

スプリントプランニングの雰囲気
スプリントプランニングの雰囲気
勉強会の雰囲気(デザインスプリントの会)
勉強会の雰囲気(デザインスプリントの会)

メリット

  • やっぱりオンラインよりコミュニケーションは取りやすい
    • 近くにいることで話しかけても大丈夫そうなタイミングも掴みやすい
    • 実装に詰まっていそうな雰囲気がわかる
  • 他部署の方ともコミュニケーションを取る機会が増える
    • 他部署の方からしてもエンジニアに相談しやすい
    • 他部署の方の会話から開発が手伝えそうなことのヒントを得られる
  • コミュニケーション過多になって、集中出来ないということもない
    • エンジニアに限らずリモートワークされている方も多いので静かなオフィス
  • 単純に気分転換にもなる
  • そのまま飲み会に行ける
    • 社内で飲みながら勉強会をしたりも出来る

デメリット

  • やっぱり通勤のコストは掛かる
    • 出社タイミングをズラさないと通勤ラッシュに巻き込まれる_(:3」∠)_
  • 各人の予定を拘束してしまう
    • フルフレックスだけど、出社と退社の時間が固定になってしまう
  • ランチどうする問題 (デメリットと言えるのか?w)
    • 全員でランチとなるとお店が限られてしまい、出社時に買うなりして各自が持ってくる or 準備してくる必要がある
      • テイクアウトをみんなで買いに行ったりは楽しかったりするけど、お昼の時間が減ってしまう。。。
 
現状では、やはりデメリットにくらべてメリットの方が多いと思います!
他部署のチームにも真似する動きが出てきていたりで会社にも良い刺激を与えられているのではないかとも思います。
 
もう少し運用を続けてみて、月イチを半月に1回や週に1回に増やしても良いかなと思っています。あまり増やしすぎても負担になってしまう可能性もあったり、組織規模や会社の方針に影響される部分は出てきますが、バランスを取りながら続けていきたいと思っています。
また、現在の開発メンバーは関東近郊に住んでいるので移動時間は長くても2時間以内に収まっていますが、地方在住のメンバーが増えてくると移動コストが重くなってきてしまう点には何らかの工夫が必要になると思います。
 
もちろんオンラインコミュニケーションももっと改善することも出来るはずなのでそちらも合わせて進めていきます。(なにかいいアイデアや事例を知っている方がいたら是非教えてください!)

ユーティルでは共に「デジタルを広めて日本の中小企業400万社を変革する挑戦」をしてくれる仲間を募集しています。興味を持って頂けましたら軽い気持ちでお話だけでも聞きに来て頂けると幸いです。
 
ではまた次のブログでお会いしましょう!