2023年度 開発組織のテーマ
CTOの横道です!
ユーティルは11月決算なので12月から新しい期を迎えました。
昨期は開発チームを発足して足元を固める「地固め」をテーマにスクラム開発を中心としたチームビルディングを強化していきました。
それでもまだまだ開発組織としては未熟で、今年度は組織として更に強化していこうと考えているので、今回はその考えをお伝えしたいと思います!
現状の課題
縦方向と横方向にサービスをスケーリング
スピード感をもって横展開しなければいけませんが、既存のサービスの成長もさせていく必要があるので、縦と横両面をいかにスピード感もってスケールするかが課題です。
既存サービスのアーキテクチャ
これまでは事業立ち上げフェーズだったのでスピードを優先して開発を行なってきました。その結果、各サービスに似たようなコードが存在している状態になっています。
このままでは施策の展開効率や保守性が悪い状態になっているため、開発効率を上げる為にアーキテクチャの見直しが課題です。
今年度のテーマ:「システムと組織の基盤作り」
去年度で「地固め」を行ったので今年度はその上に基盤を構築していくことをテーマに掲げました。
現状のシステム課題を解決しなければ、将来の売上を支えられません。
その為に、今年は開発効率を上げる為にシステム基盤とスピード感を持って施策実施ができる組織基盤を構築していくことを戦略として掲げて取り組もうと考えています。具体的な戦術は以下の3点です。
1. アーキテクチャの刷新
先述した通り、Web幹事の構成はスケールに保守性が悪いため、アーキテクチャの見直しを実施し、開発効率を上げてスケーリングしやすい構成に作り直しを実施していきます。
まずは、今年リリース予定の新しい幹事から新しいアーキテクチャの導入を行い、検証を済ませた後に既存の幹事シリーズに展開する予定となっています。
2. 採用・広報強化
一緒に事業を作っていくメンバーを増やさなければ、今年度実施したい施策は到底完遂できないので採用を強化していきます。このエンジニアブログでの情報発信はもちろんの事、ユーティルの開発組織に入りたいと思ってもらえる魅力づけをどんどん進めていきます。
3. 開発工程の標準化
アーキテクチャ刷新の過程で開発工程のナレッジが一定溜まってきます。それを開発工程の標準として開発組織の共通ナレッジとして蓄積して、新たに入ってきたメンバーに対して展開できる状態にすることで、開発組織として一定のパフォーマンスを担保できるようにすることを考えています。
この標準を毎年アップデートすることで開発組織の技術レベルを引き上げていこうと考えているので、今年は最初の開発ナレッジの基盤を作成していきます。
3ヶ年で目指す開発組織像
スローガンとして「チームとしてスピーディーに 全社課題をテクノロジーで解決する」を掲げています。個人ではなく課題解決を開発チームで行えている状態にすることで、組織として強固な状態を目指しています。組織レベルだけではなく技術で解決できる幅も広げることで、今では打ち手として上げられない領域も展開できるようにしたいと考えています。
最後に
まだ開発チームとして立ち上がったばかりでまだまだ足りない状態ですが、一歩ずつ組織を成長させて3年内に達成しようと考えています。この組織を一緒に作ってくれるメンバーを募集していますので、興味を持っていただけた方は是非一度お話しさせていただければと思います!