事業会社のエンジニア!〜入社から1年を振り返る

 
ユーティルに興味を持っていただきありがとうございます!
エンジニアの澤村です。
 
ユーティルの開発部は現在5名、少数ながらバックボーンや得意部門が様々でユニークなチームです。
今回は、そんな中で1年過ごしてきたメンバーにインタビューしました。
 
受託開発会社から自社開発会社に入った 2023年2月入社の髙橋さんと2023年4月入社の長山さん
この1年でどんな変化があったかお伝えします!
 

インタビュー

 

Q. 入社した経緯は何でしたか?

 
澤村)
まずは長山さんからお願いします。
 
長山)
僕は自社開発の会社に転職したいなと思っているときに、人事の幸重さんからスカウトをもらったのがきっかけでした。
転職サイトに登録していたので沢山スカウトをいただいていて、最初は幸重さんからのスカウトも埋もれちゃっていて見ていなかったんです。でも幸重さんから二回目のスカウトがきたときに、ふと気になってカジュアル面談を受けてみようかなと思いました。
 
澤村)
なるほど。転職サイトに登録すると、本当にチェックしきれないほどのスカウトをいただきますよね。
膨大なスカウトの中から、まずは開くか、次に興味を持つかという二段階のハードルがあると思います。ユーティルのスカウトのどの辺りに興味を持ちましたか?
 
長山)
そうですね…
やっぱり多くのスカウトは、虫食いのテンプレに応募者の名前や大学名を当てはめた文章なんですよ。でもユーティルのスカウト文は、僕が登録した履歴書に目を通して、その上で僕がユーティルに入るとどう活躍できるかって想像して提案してくれていたんですよね。応募者ひとりひとりを見ていただいているんだなって感じてとても印象が良かったです。その印象から、カジュアル面談を受けてみたいなと思いました。
 
澤村)
髙橋さんはどうですか?
 
髙橋)
私はまず転職のきっかけとして、元々受託会社で働いていて、発注者さんと受託開発者の間で認識のずれを課題として感じることが多かったんですね。その解決策を考えている中で、認識ズレの問題を解決できそうな会社に興味を持ち始めました。
ユーティルに興味を持ったきっかけは、私もスカウトです。多くのスカウトは「こういう技術を使っていますよ」というエンジニアライクな切り出し方が多いんです。でもユーティルのスカウトは、事業内容や解決したい課題はこういうことだよという内容が多く入っていて、事業も面白そうだし、エンジニアとして何を求められているかが明確にわかって印象に残りました。
 
澤村)
エンジニアとして求められていることが自分に当てはまるなという感覚があったんですね
 
髙橋)
技術スタックとしては、一部自分の知らない部分もありましたが問題はない範囲かなと。
他にも、私は元々非エンジニア職で働いていたときに「どう事業を改善していくか」という考え方をよくしていたので、その面で役に立てるかなと感じました。
 

Q. 入社の決め手は?

 
髙橋)
決め手は2つあるんですが、まず事業内容が面白そうだった点です。スカウト文で興味を持ったあと、カジュアル面談・面接を受けても変わらずに興味を惹かれました。
2つ目は、面談・面接で関わる人が全員建設的な話し方をされていた点です。特に2点目は大きな決め手でした。
 
澤村)
建設的だと感じた会話は具体的にどんなお話ですか?
 
髙橋)
カジュアル面談のときですが、私は当時、インフラに関してはあまり経験がありませんでした。VPSを立てたことはあったものの、AWSはほぼ個人で触ったことがある程度のレベルで。ユーティルはAWSを使用しているようだったので、役に立てるか不安があって率直に面談で話したんです。
そのとき「今できないことは悲観しないで、実務で身につけたら良いじゃない」と許容していただいて、ギブアンドテイクの形で進めていけばいいよねと話してもらったことを覚えています。
 
CTOの横道さんと面接したときも、私はアガリ症なのでその点が不安であることをお話しました。カジュアル面談と同じく、これから練習していけばいいし、それが個人にも会社にもプラスになるよねと話していただいて。安心しました。皆さん前向きに話してくださってありがたかったです。
 
澤村)
長山さんはいかがですか?
 
長山)
私の場合、1番の決め手は人ですね。
僕も髙橋さんと同じくカジュアル面談が印象的で、サービスにすごく熱意を持っているエンジニアの方だったんです。エンジニアって技術にアツい方はよくいるんですが、事業やサービスに熱意を持っているって珍しいなって思いました。
社長である岩田さんとお話したときも、サービスの中で課題解決していきたい想いをしっかり感じました。
 
 

Q. 1年振り返っての感想は?

 
長山)
一言で言うと、早い。…あっという間。
自分に出来ないことが明確になりました。成長して出来るようになったこともあれば、まだ足りない所もあります。自分の立ち位置が見えてきたかな。前職の受託とは、働き方も求められていることも違うので、いろいろなことが見えるようになった1年でしたね。
 
澤村)
足りない所や立ち位置が見えてくると、3年後、5年後の自分はこうなりたいな…というのもだんだん見えてきますね
 
長山)
そうですね。受託の開発ポジションではソフトスキル(注: リーダーシップやコミュニケーション、時間管理など)は求められていなくて、技術面だけを求められることが多いんです。でもこの会社ではそういった面も成長できるので、技術はもちろんですが、ソフトスキルも伸ばしていきたいと思っています。
 
澤村)
髙橋さんは?
 
髙橋)
一言で言うと、生き残れました!笑
半年経った頃にも、開発部の中で「生き残れました!」ってよく言ってました笑。
私は自分を不安に感じることが多いので、会社の役に立てるか不安でした。常に自分が役に立てるか戦っている感覚です。まだまだ引き続き精進です!
 
澤村)
役に立っているというか、髙橋さんがいないとすごく困りますね!
 
長山)
そうですね!
 
髙橋)
いやいやいや・・・
 

Q. 1年間で成長できた点は?

 
髙橋)
自社開発なので、運用面も含めて考えられるようになりましたし、ユーザーのことをより考える視点を持てました。受託開発だと作ったあとは関わりを持てないので、どうしても「作ったら終わり」になってしまうんですよね。
初めて自社開発会社で働くことに不安もあったんですが、どういう動き方が求められるかも分かってきました。入社前の不安がクリアになりましたね。
 
長山)
私も自社開発ならではのところで、使い手のことなど関係者の視点を考慮できるようになったところです。
技術面で言うと、初めてPHPとLaravelを使ったんですが、実務を通してPHPとLaravelのレベルが上がりました。
 

Q. 1年間で嬉しかった点は?

 
長山)
大きめの開発プロジェクトに入って、作ったものを実際に社内の方に使ってもらって、喜んでもらえたことですね。
今まで働いていた受託開発ではユーザーさんが目の前にいなかったので、自社開発ならではの喜びだなと。
 
澤村)
開発者の醍醐味ですね。
 
長山)
そうですね。苦労が報われるというか。
 
澤村)
わかります。。
髙橋さんが嬉しかったところはどうですか?
 
髙橋)
私は社内の Good Action 賞を1年に3回もいただけたことですね。正直なところ、嬉しいよりも驚きが強かったですが。
社内には凄い人が沢山いて切磋琢磨できる状態なので、その中で自分が貰えたことも嬉しいですし、そういう環境で働けていることにも感謝しています。
 

Q. 1年間で印象に残ったことは?

 
髙橋)
記事入稿システムを作ったことですね。
このプロジェクトは最初、「何か効率化できそうな点があるか」という相談から始まりました。とてもふんわりとしたものだったんですが、それをしっかりと詰めていってプロジェクト化、最終的には開発後にPDCAを回して効果検証まで実施しました。きっちりとやり切れたなって感じるプロジェクトになりましたね。
このプロジェクトのリーダーとはこの時までほぼ話したことがなかったんですが、うまく連携をとれましたし、私にとっては関係性を深められた良い取り組みでした。
 
澤村)
なるほど。
長山さんは?
 
長山)
私は担当内容の変更が印象深かったです。初期は業務システムを担当していましたが、冬頃から幹事システムの担当に変わりました。幹事システムについては大まかな内容しか把握していなかったので、開発コードレベルでわかることが増えたり、連携する部署が変わったり、大きな変化でした。
実際に入り込んでみることでサービスの全体像を把握できましたし、幅広く理解できたと思います。ちょっと苦労したのは、部署によってタスク管理に使うツールが違ったりすることですね。
 

Q. 今の目標・努力していることは?

 
長山)
目標は、社内で「こういうのやりたいよ」って言われたときに、開発要件として紐解いて、開発、運用までひとりで持っていけるようになることですね。小さいものはひとりで対応しているものもあるんですが、その規模を少しずつ大きくしていきたいなと。
努力したいと思っていることは、インフラ関連や社内問い合わせ対応ですね。インフラに関しては、スケールアップなどを自分が対応できるようになりたいなと。
 
澤村)
社内問い合わせは普段から意識して対応してくれている姿が印象的ですね。
髙橋さんも目標や努力していることを教えてください。
 
髙橋)
私の今努力していることは、サービスをもっと見る!ということです。
この1年は、大きくてもプロジェクト単位に関わることだったので、幹事システムに関わるチームとして俯瞰的にサービスを見ていきたいなって思っています。開発チームとしてもそうですし、社内の他部署の動きにもアンテナを張って、サービスに対する理解を深めていきたいです。
 

Q. 1年前の自分へ声を掛けるとしたら?

 
髙橋)
「楽しいよ。」…「今も相変わらず楽しいよ。」ですかね。
…うん、楽しいに尽きるかな。事業を成長させるための開発にずっと携われているので、入社前、入社直後、今のいつも変わらず楽しいなと思っています!
 
 

Q. 1年後の自分へ声を掛けるとしたら?

 
長山)
「生き残っていますか?」笑
 
髙橋)
私のやつ笑
 
澤村)
回収されましたね笑
 
長山)
さっきお話した目標の「ひとりでやりきる」ということが出来ていますか?って聞いてみたいですね。1年後に出来ているように頑張ります。
 
髙橋)
私は視野は広がりましたか?ということですね。
自分が携われるサービスを増えれば関わる人も増えていきます。そうすると絶対に広い視野が必要になってくるので。
 

Q. 入社検討中の方に一言

 
髙橋)
事業開発、自社開発に興味がある方は、是非気軽にカジュアル面談でお話だけでも聞いてみていただけるとありがたいです!
 
長山)
事業に興味を持っていて、ベンチャーが好きな人、是非飛び込んでみてください!一緒にやりましょう!
 
 
澤村)
髙橋さん、長山さん、インタビューありがとうございました!
 

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます!
本記事で、自社開発の良さや、ユーティル開発の雰囲気を感じていただければ嬉しいです。
 
ユーティルではエンジニア組織を一緒に成長させてくれる仲間を探しています!
自社開発会社でユーザーの笑顔を実感しながら成長していきたい方、カジュアル面談でお話だけでもできる機会をいただければ幸いです。