目安箱の運用について

当ブログをご覧頂きありがとうございます。
エンジニアの杉山です。
 
今回は社内で運用している目安箱についてご紹介したいと思います。
 
はじめに目安箱とは何かというのを復習するところから始めたいと思いますが、
Wikipediaには以下のように記されています。
施政の参考意見や社会事情の収集などを目的に、 庶民の進言の投書を集めるために設置した箱、及びその制度のことである。
ざっくり言えば、みんなの意見を集めて意思決定に反映するよ!という感じですね。
 
したがって、制度の目的としては
システムに対して、各部署のメンバーの方がどのようなことに困っていたり、問題意識を持っているのかということを確認できるようにする
ということになります。
 
以前はSlack上で個別チャットや開発チームの部屋に要望をあげてもらっていたのですが、
見落としてしまったり、どこまで対応済みなのかが散らかってしまっていました。
(スタンプやメッセージで判別も出来ますが、押し忘れたりしてしまいますよね_(:3」∠)_)
 
そこで、一元管理出来るようにしようとしたことをきっかけとして運用を始めてみました。
 
下図のようなGoogleフォームを用意して、内容を入力して頂いています。
フォームから送信されたデータはスプレッドシートとNotionに蓄積されるようにし、
フィルタリング等がしやすい状態にして管理しています。
 
デイリースクラムやスプリントプランニングのタイミングで開発内で内容を確認・精査し、
必要に応じて追加でヒアリングをかけてより細かい情報を把握した上で、
優先順位をつけて対応しています。
 
運用を始めたのが2022/09になりますが、1月現在で約70件の投稿を頂いています。
ちょっとした要望から、見落としていたバグの報告、示唆に富むようなアイデアなど
色々なものを頂けており、開発チームとしてはとても助かっています。
また、同じような要望を複数部署から頂けたりすることで、社内で問題になっているポイントも
把握できるのは運用してみてわかった思わぬメリットでした。
 
課題感としては、内容によっては承認や決済が必要だったりするものがある為
そのあたりをどのようなフローで対応していくのかというものがあります。
このあたりは社内フローの整備に合うようなカタチで並行して進めていっています。
 
気になった方は是非、社内で運用してみて頂けると良いと思います!
(ディスカッション出来たりすると嬉しいです・v・)
 
ユーティルでは共に「デジタルを広めて日本の中小企業400万社を変革する挑戦」をしてくれる仲間を募集しています。興味を持って頂けましたら軽い気持ちでお話だけでも聞きに来て頂けると幸いです。
 
ではまた次のブログでお会いしましょう!